小論文の添削、される側の心情を考慮する
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。日程的に家族全員で年末に長野に帰省することは難しいと判断し、年末年始の混雑時期を避けて娘と二人だけで参りました。
犬は……ではなく娘が雪に喜び、庭を駆けまわっています。中の人は身を縮めて少しでも暖を取れるような場所から見守ります。
さて、先日行われた#小論文添削ライブ202601 の様子をサポメン版とあわせてレポートをします。
そこまで見せていいんですか? 4色メソッド2本だて
今回は国公立大学の小論文課題をもとに書かれた答案の添削を2本行いました。
使用された教材はこちら
【文章】寺田寅彦著「流言蜚語」『寺田寅彦全集第七巻』岩波書店1997年の一節。流言蜚語の伝播の状況を具体的な例を挙げながら説明した文章。
(青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/43260_17028.html)
問1 この文章が書かれた時代と現在の状況とを比較して、流言をめぐり変化した点と変化していない点を600字以内で説明しなさい。
問2 問1における説明を踏まえ、今日様々なメディアを介して流布する情報との接し方に関するあなたの考えを600字以内で論じなさい
前回の#小論文添削ライブ202501 の時は、メイジャーステップにおいてオーソドックスに行われている2色(赤・青)の添削の仕方と、かなり稀な添削方法である4色(赤・青・オレンジ・緑)の添削指導を解説していただきました。
#小論文添削ライブ202501 のレポート記事は当小論文・現代文の指導スキルを学ぶ会のニュースレターのなかでもトップクラスを誇る人気記事です。
#小論文添削ライブ202601 ではなんと2本の答案とも、4色添削メソッドを活用してリアルタイム添削をしてくださいました。実は、メイジャーステップでもかなり高度な答案に、限られたスタッフのみしかできないワザなので、中の人も興味津々で画面にかじりつくように添削の様子を拝見しました。
(根岸注:現状では根岸とメイジャーステップ教務部チーフの稲村のみです)
先生は答案を読み上げながら時に黙り、時に訂正し、時に記入した内容とその理由を解説しました。参加者の皆さんにも、この臨場感が伝わったかと思います。
本当に根岸先生の机を上から覆うようにして覗き込むことができ、チャット欄も解答用紙のデザインに着目したり、日頃の指導の振り返って反省をしたりする先生もいました。
4色メソッドは小論文への心理的抵抗感を軽減する
オレンジや緑の蛍光ペンでぐるっと囲み、内容に触れている際に、根岸先生の添削の心得、真髄が垣間見えました。
「先生方、(答案を)真っ赤にしていませんか?」
と参加された先生方に問いかけました。そしてこのように続けました。