04_みんなで小論文を添削しあおう!#2
こんばんは、シン・中の人、一ノ瀬(@mAjorstep_jp)です。
明日で2月が終わりという事実を受け入れられません。もう3月なんですか!?早くないですか!?入試の結果もそろい始め、それぞれの春が始まっていますね。年度末、最後の最後まで生徒の成長を見守りたいものです。
前号から始まりました「みんなで小論文を添削しあおう!」シリーズ。同じ答案例を、複数の先生に添削していただき、それぞれの先生のよさを“横並び”で味わっていただきます。
前号では、3人の先生方による問1の添削例をご覧いただきました。
まだの方はこちらから
今号ではこの課題のメインとなる問2の添削例についてご紹介します。
問1(200字定義問題)と違い、問2(400字論述)は評価観の差がより顕在化する領域です。とても学びの多い記事になっています。ぜひ最後までお楽しみください!
論述問題は何を評価しているのか
今回取り上げるのは、大分大学前期医学部看護学科の400字論述問題です。問われているのは、ボランティアに熱心な青年の行動について、本文を踏まえて自分の考えを述べること。
同じ文章を読んでも、どの軸を重く見るかで点数は動きます。
今回は、三名の先生の添削を比較しながら、「論述問題で私たちは何を評価しているのか」を考えていきます。
問題の本質
この問題の核心は、「青年は立派かどうか」ではありません。
本文では、利他的行動も実は利己的動機を含む可能性があり、両者は明確に区別できないと示されています。
ですから、
青年の行動を単純に賛美しないこと
利己性・利他性を相対化して自らの立場を決めること
そのうえで評価の根拠を論理的に述べること
にあります。
では、3名の先生方はどのように添削されたのでしょうか。見てみましょう!
