早めの進路指導、まず何から始める?
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。節分が終わったので雛人形を出しました。うちには各方面から送られてきた3組の雛人形があり、玄関には小布施の土人形の豆雛、キッチンには陶製の雛人形、リビングの暖炉の上には飛騨高山の古い古い雛人形が鎮座しています。それぞれが一人の娘の成長を見守っているという構図です。
信心深くもなく、特にこだわりもないので中古のもの含めて3組置いていますが、送ってきた人の気持ちとともに年中行事を娘に伝えたいという一心で飾っています。
さて、先生方は受け持ちの受験生たちの入試がピーク真っ只中、結果を祈るという状態ではないでしょうか。
一年間を通してみると教材研究、授業準備、行事運営、校務分掌、部活動指導……。先生方の日常業務は多岐にわたり、どれも手を抜けない重要な仕事ばかりです。そこに加えて「進路指導」という大きなテーマが乗ってくるわけですから、忙しさは私の想像を超えるものがあります。
しかも、生徒の数だけ進路があり、価値観も背景も異なる一人ひとりに合わせた支援が求められます。「一日が24時間では足りない」「分身の術が使えたらいいのに」と感じている先生も多いのではないでしょうか。
そんな忙しい先生方のために、小論文指導の専門家である根岸先生に「早期に取り組むべき進路指導の最短ルート」について伺いました。
現場で明日から実践できるヒントを、インタビュー形式でお届けします。
進路指導の最短ルートは「志望理由書」?
(中の人:以下、中)根岸先生、早めの進路指導が重要だと感じているのですが、最初に何から手をつけるのがよいのでしょうか?
(根岸先生:以下、ね)うーん……結論から言えば、「志望理由書を書くこと」から始めるのが最短ルートだと思いますね。
(中):いきなり志望理由書ですか? 正直、生徒にとっても先生にとっても負荷が大きそうですし、嫌がられそうな印象があります。
(ね):そうなんですよ(笑)。多くの学校では、志望理由書は「進路指導の集大成」のように扱われがちですよね。
でも、それだと間に合わない生徒が必ず出てきます。
(中):提出期限ギリギリまで悩み続けることと、期限直前になって書き始めることは似ているようで全然違いますよね。
(ね):まさにそうです。夏休みの宿題と同じで、「ギリギリに取りかかる」のと「早めに考え続ける」のでは成果がまったく違う。
極端に言えば、進路指導の最初に志望理由書に取り組んだほうがいいくらいです。
(中):それは意外です。まずはオープンキャンパスに、という答えを予想していました。なぜそこまで早く志望理由書を書くことを勧めるのですか?