志望理由書の本質、NGとOKの境を添削例から見る3/3
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。欲深い季節がやって参りました。この間グループデイキャンプをしたときの写真がママ友から送られてきました。普段夫はあまり写真を撮ってくれないので、自分の体の変化に仰天しました。
食欲の秋より芸術の秋で染められるようにしたいです。さて、今回は志望理由書の書き方についての最終章です。
サポートメンバー版ではさらに踏み込んだ小論文の書き方指導をしています。この機会にサポメン登録をお願いいたします。次のリンクはサポメン版を特別に読者限定公開にしています。
……本記事のサマリー……
志望理由書が書けない原因は、「何を書けばいいか」ではなく「何を書いてはいけないか」を知らないからかもしれません。多くの生徒が陥りがちな“3つのダメな志望理由”と、その乗り越え方を具体例とともに解説します。
メイジャーステップ根岸です。 X(旧Twitter):@DiceK_Negishi
前々回と前回で志望理由書の構成をお伝えしました。
まだお読みでない方はこちら。
どれも大切なポイントなのですが、このように簡潔に項目ごとに分けてワークシートを使ったとしてもなお、書き進めること自体ができない生徒さんもいるのではないでしょうか。
それはもしかしたら、「何を書いたらいいか」がわからないから書けないのではなく、「何を書いたらダメなのか」がわからないからかもしれません。大事な書類ですから「失敗したらどうしよう」と不安になる。だから書くのを躊躇する。根岸の経験上少なくない数の生徒さんがこう思っています。
だから、講演会のなかで“三大ダメ志望理由書のパターン”があることを知っておくように提示しています。
三大ダメ志望理由書
たとえば、情報系の専門学校を志望する高校3年生がこんな志望理由を書いたとしましょう。
私はスマートフォンのゲームで遊ぶことが好きです。だからプログラミングの勉強ができる貴校を志望します。好きなことでお金を稼げることを目指しています。
ダメなのはわかると思います。では何が、なぜダメなのか。それを生徒に説明するとしたらどういう言い方をするでしょうか?
たとえば根岸ならこう言います。