参考書選びより大切な「やり込み方」 7:3の法則とセルフレクチャー
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。
ついにコストコの会員になりました。これまで友人や義両親にいつも連れてもらい行っていましたが、思い立ったら遊びに行けるので某テーマパークの年パスよりコスパいいだろうと考えて、会員になりました。散財しすぎないように気をつけねばなりません。
さて、参考書を選ぶとき、「どれが一番いい参考書なんだろう」と悩んだ経験はありませんか。私も本屋さんへ行くと、同じ現代文でもずらりと参考書が並んでいて、どれも良さそうに見えてしまいます。
平積みされる参考書は毎年顔ぶれが変わるので気付けば比較ばかりして、肝心の勉強が進まない……なんてこともありました。
前回は、自分のレベルに合った参考書を選ぶことの大切さについて伺いました。今回は、その参考書をどのように使えば本当に力が身につくのか、学習方略の原則から考えていきます。
……本文のサマリー……
参考書は一度解いて終わりではなく、理解できなかった部分を減らしながら繰り返し学習することが重要である。難易度は理解できる内容が7〜8割程度を目安とし、残りを埋めるために二周目、三周目へ進む。特に国語や英語では答えを覚えるだけでは力にならず、自分で根拠を説明できる状態まで理解を深める必要がある。以前紹介したセルフレクチャーも、その理解を確認するための有効な学習方略である。
参考書の取り組みは7:3を意識する
(中)
先生、前回は「参考書そのものが成績を上げるわけではない」というお話でした。
では、自分に合った参考書を選べたとして、その後はどのように取り組むのが理想なのでしょうか。
(ね)
まず大切なのは、完璧に理解できる参考書を探そうとしないことです。参考書は、読んですべて理解できるものを選ぶ必要はありません。
一般論としては、「できるものが7割、できないことが3割」くらいがちょうどよい難易度です。
(中)
7割ですか。意外とできる問題が多いんですね。
(ね)
はい。最初の1冊であれば8割くらい理解できても構いません。むしろ最初はそのくらいの方が安心して取り組めます。
最初から難しい参考書に挑戦して、毎ページ分からないという状態では学習は続きません。少し背伸びをすれば理解できる、そのくらいの難易度が一番伸びやすいんです。
(中)
たしかに、手に取った時点で全て理解できるならやる意味ないし、かといってチンプンカンプンすぎる場合は続かないですよね。
あ、でも、1周読んで7割くらい理解できたら終わり、ということではありませんよね。
(ね)
もちろんです。だから参考書は2周目が必要になります。1周目で理解できた7割を土台にして、残り3割を埋めていく。
それが2週目の意義です。
最初は分からなかった内容も、一度全体を学習してから読み返すと理解できることがよくあります。その積み重ねで理解度が8割、9割へと近づいていくのです。
(中)
なるほど。1周目は全体像を掴み、2周目以降で理解を深めるイメージですね。
(ね)
そうですね。ただ、教科によって少し事情が変わります。
数学であれば、考え方を理解して再現できればかなり力になります。ところが英語や国語はそう単純ではありません。
(中)
数学と英語や国語の違い……ですか。
(ね)
英語や国語は一度解くと答えを覚えてしまいますよね。そこが難しいところです。「あ、この問題はアだったな」と選択肢だけ覚えてしまう。
でも、それでは力はつきません。