自己PR文と小論文の添削法は同じ?

文章の種類によって添削法は違うのか? 1月5日の#小論文添削ライブ202501 では、時期や文章による添削の異同をご覧いただきます。本記事ではそのヒントをお見せしますね。
根岸大輔|小論文塾メイジャーステップ 2024.12.20
読者限定

メイジャーステップ根岸です。X(Twitter):@DiceK_Negishi

#小論文添削ライブ202501 では、根岸の添削風景を生配信。文章を添削する手元を見ていただきます。他人の添削を見る機会ってなかなかないと思うんですよね。貴重な機会をご提供できるかと思います。ぜひお越しください。

#小論文添削ライブ202501 開催要項

#小論文添削ライブ202501
日時  2025年1月5日(日) 19:00~20:30  アフタートーク 21:00~22:00
会場  オンライン(Zoom) IDは参加申し込みされた方にお知らせします。
参加費 無料 ただし、ニュースレター「小論文・現代文の指導スキルを学ぶ会(β版)」会員限定です。参加には会員登録(無料・メールアドレスのみ)が必要です。

お申し込みは本記事の最下部のリンクから。たくさんのご参加をお待ちしております。

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今回の記事は、#小論文添削ライブ202501の見どころ第2弾です。第1弾(赤ペン先生って本当に効果があるの?)では添削するペンの色について考察しました。普段何気なく使っている赤色の意味をあらためて考えましょう、という問いかけです。実際の色の使い分けは当日お見せしますね。

見どころ第2弾は、添削する文章によって添削法は変わるのか? についての考察です。国語の先生が添削する文章は必ずしも小論文とはかぎりません。高校3年生の担任なら志望理由書の添削が絶対に必要です。小中学校なら行事やコンクールの作文もありますね。また、国語科なら読解記述問題の添削から逃げるわけにもいきません。

このような添削する答案によって添削方法は変わるのでしょうか。文章の種類が異なるのだから添削法も異なるに決まっていると思いながらも、でもどこかで共通する視点が自分の中にあるのかもしれないとも思いませんか? 今回はこの点について考えます。

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文章の種類で添削方法は異なるのか?

#小論文添削ライブ202501 では2種類の答案を添削します。

1枚目は高校1年生の5月に書いた自己PR文。実際には入学直後の4月にやる課題かもしれないですね。とある高校でメイジャーステップが高校1年生の5月に自己PR文の書き方指導を実施しました。その時指導した生徒さんの答案をもとに作成した模擬答案です。いかにも1年生が書きそうな文章でしょう? 読んでみたい方は申し込んでくださいね。

もう1枚はまったく毛色の異なる答案です。どうしても慶應義塾大学に進学したい高校3年生が7月、夏休み前に書いたという設定です。こちらは根岸が教室で直接指導している生徒さんの答案をもとに作成しました。

どうでしょう。とてもレベルの高い答案に見えるかもしれないし、ひどい答案に見えるかもしれません。これを根岸がどう評価するのかも楽しみですよね。そしてどうすれば慶應合格へ導けるのか――。根岸は首都圏で難関私大志望の生徒を指導する機会が多く、約3分の2が慶應文系学部志望です。今回参加される先生はたとえば近隣の国公立大学一般中期・後期、学校推薦型選抜の総合問題を想定して見ていただくのがよいと思います。

答案のプロフィールがまったく異なる答案をどのように添削するのか?

先へ進みましょう。

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続きは、2028文字あります。
  • 自己PR文も小論文も添削のスタンスは同じ
  • 言葉だけでは伝わりづらいところは見てもらった方がはやい

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