ゼロからどこまで覚醒できる? 漢文の基礎を固める参考書
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。先日、娘と初めて映画館へ行きました。映画ももちろんよかったのですが、大きな音にびっくりして耳に手を当てている様子や、登場人物がピンチに陥ったときに両側にいる親の腕にくっつく様子を見て、映画を観ることに加えて楽しさが増えました。
さて、今回は夏休み明けすぐの先生方に、明日に役立つ内容の記事をお届けします。大人気の参考書レビューシリーズです。
こんばんは、根岸です。中の人よりバトンタッチしました。
参考書レビューをしてください、とのことでしたので、「何がいいかな」と考えていたときにちょうど手元にこちらのシリーズがありました。それは、「ゼロから覚醒」シリーズです。
こちらのシリーズは先日ご紹介した福嶋淳先生の『一生に一度は解きたい 至高の国語良問440』のかんき出版から刊行されています。
ゼロから覚醒シリーズは古典、漢文、現代文の3冊展開です。
#国語作問フェス2025 でご講演くださった寺師先生が漢文を担当されています。
まずは漢文からご紹介します。

ゼロから覚醒シリーズというのは名前通りで、ゼロから覚醒します。本当にゼロの状態から取組み、段階的にできるようになってくるというコンセプトです。
かなり、それぞれ分野ごとに著者が違うため、当然のことながら著者ごとに色が出ています。漢文の最大の特徴は「読み物として面白い」こと。
分類としては参考書ですが、参考書と一般書の間ぐらいという印象です。
一般書というとファスト教養、そしてファスト教養というと、否定的な意味で使われますが、今回はいい意味で読みやすくて興味をそそるような内容になっています。
かつ、必要なことは一通り掲載されています。
ポイントを抑えわかりやすく難関大に対応できるまで力をつけていける
「そもそも、漢文とはなんぞや」という段階から始まり、返点という基礎的なところからステップから始めているのになんと入試問題に挑戦をしよう、というコーナーでは東京大学にチャレンジするまでに発展している点も「ゼロから覚醒」という名を冠するに値する内容です。
東京大学の問題ですから、難しい問題です。
難しい問題を収録するとなると、当然解説も難しくなります。当たり前です。難しい問題の解説をやさしく書くのは私にはできません。それを寺師先生は分かりやすく解説を書いています。これはマジですごい。
活用方法は演習とセットで
最後にはすごいレベルまで到達しますが、初学者向けです。
