新進気鋭のAI診断つき小論文問題集が登場
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。いよいよGWですね。皆さんはどのようなご予定でしょうか。私は29日にお祭りがあり、演奏を2本やりきりました。くわえて中の人一家は春の疲れが溜まっているようなので、お出かけはあまりせず、お家で映画タイムを堪能し充電をしようと思っています。
Xをご覧になった方はご存知かもしれませんが、『赤本AIシリーズ AI診断つき小論文問題集』が、『赤本』の教学社から刊行されました。大変に今時の、時代の最先端を行く本です。
こちらの、文系ー社会化学、そして看護・医療系の2冊の開発・執筆は、根岸先生が担当しています!
従来の問題集と何が違うのか、どのように使えば効果的なのか。そして現場の指導や受験生の学習にどのような変化をもたらすのか。本記事では、開発に携わった根岸先生へのインタビューを通して、その特徴と活用法を詳しく解説していきます。
……本文のサマリー……
AI診断つき小論文問題集は、国公立入試の過去問演習と即時フィードバックを組み合わせた新しい学習ツールである。従来の赤本の強みを活かしつつ、AI添削によって学習サイクルを高速化し、受験直前期の実践力強化に大きく寄与する構成となっている。
AI診断つき小論文問題集とは
この問題集には、国公立の入試で出題された小論文の問題がたくさん掲載されています。
看護・医療系の問題演習のパートでいえば、山梨大学・茨城県立医療大学・福井大学・東京科学大学(旧東京医科歯科大学)・大分大学・旭川医科大学の問題を実際に解いて、指定の作文用紙に書き込みます。
もちろん、いきなり書き出すのではなく、第1章では小論文とは何かの説明からはじまり、第2章では小論文の書き方が大変丁寧に解説されています。そして第3章では分野頻出の出題テーマごとに、どのように考えを掘り下げていくか、文章を構成していくかを学びます。
いきなり取り組むのが難しい生徒は、付録の構想メモ使って段階的に思考を深めることもできます。親切設計ですね。
では、根岸先生にインタビューして、『AI診断つき小論文問題集』の魅力や使い方をお届けします!
類を見ない、AI添削
(中):今回は教学社から刊行されたAI診断つき小論文問題集について伺います。まず、これまでの問題集と何が違うのでしょうか。
(ね):やはりAIによる添削がついている点ですね。これまでの小論文の問題集は、問題を解いて模範解答を読んで終わり、あるいは誰かに見てもらう必要がありました。しかし、『AI診断つき小論文問題集』では、自分で書いた答案に、その場でフィードバックがもらえる。ここが大きな違いです。
(中):小論文は「見てもらう」ことが前提の科目ですから、それがAIで自動化されるというのはかなり画期的ですね。
(ね):そうですね。ただし、単に自分が書いた原稿用紙を自分でAIに読ませればよいというわけではありません。開発で苦労したことの一つが、プロンプトの作成です。プロンプトを十分に練らず、ただ「添削して」と丸投げすると、たいした内容が返ってこないんですよね。分量はたくさん出るかもしれないけれど、どうしても無難で表面的なコメントしか返ってこない。どの答案でも同じようなアドバイスに終始します。アドバイス通りに修正しても、同じ答えしか返ってこなかったり……。
(中):それは意外です。よくChatGPTを利用しますがとても賢いですし、AIなら精度の高い添削がそのまま得られるのかと思っていました。
(ね):もちろんAIの進化で改善されつつあります。しかし、AIはインターネット上の情報をもとにしてさまざまなアドバイスを行います。つまり、特別な設計をしない限り、「よくある」指標にもとづいた平凡な指摘に収束してしまうんです。そこで今回の教材では、教育分野に特化したAIの開発企業と連携して、添削の精度を高める設計を行いました。
専門家による添削特化のAI技術と赤本ベースという強み
(中):具体的にはどのような工夫がされているのでしょうか。
