全国公立大小論文の旅~新潟県立大学編~

全国の公立大学には、こんな面白い小論文があった!新シリーズ第1回は新潟県立大学。地域交通×経済という意外なテーマから、大学のアドミッション・ポリシーや地域とのつながりを読み解き、授業や探究に活かす視点をご紹介します。
根岸大輔|小論文塾メイジャーステップ 2026.05.22
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こんばんは、シン・中の人、一ノ瀬(@mAjorstep_jp)です。

先日、何もかも嫌になり、思いきってキャンプにでかけました。特になにもせずに、木漏れ日のなかで本を読んで、眠くなって昼寝をして、夜はスーパーで買ったお惣菜を焚火を見ながら食べました。日常にどれだけ翻弄されていたのかと気づかされます。たまには逃避行もいいですね。先生方もほどほどに参りましょう。

***

忙しくて、全国の大学の過去問まで手が回らない! そんな先生方に代わって、メイジャーステップが“小論文全国行脚”してまいります。

このシリーズでは、全国の公立大学の小論文を取り上げ、

「どんな問題が出ているのか」
「大学はどんな力を見ているのか」
「その大学らしさはどこにあるのか」

を、根岸先生と一緒に読み解いていきます。

第1回は、新潟県立大学 国際経済学部です。

国際経済学部なのに、テーマは“地域交通”?しかも計算問題まで?

公立大学らしさ全開の、実に面白い問題でした。

***

この大学、どんな問題が出ている?

(一ノ瀬):今回取り上げるのは、新潟県立大学 国際経済学部の2026年小論文です。

文章読解型の小論文ですが、見てまず驚いたのが……計算問題があること。

(根岸先生):そうなんですよ(笑)

小論文としては、まず課題文を読んで内容を記述でまとめる問題があります。

ここは比較的オーソドックスです。ただ、そのあとに計算問題が入ってくる。

AI導入前後の生産台数の変化を計算したり、数値の変動を読み取ったり。

「え、小論文でこれ?」って思いますよね。

なぜ計算問題? 経済学部の本音

(一ノ瀬):経済学部だから数字を見る力は必要そうですが、かなり意外でした。

(根岸先生):ただ、実際に見るとそんなに難しくないんですよ。与えられた数字を読んで、普通に計算すれば解けるレベルです。だから数学の難問ではない。

じゃあなぜ出すのか。

理由は二つあると思います。

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