#現代文作問勉強会202508レポート①

先日行われた#現代文作問勉強会202508の様子をいち早くレポート!サポメン版では、実際の素材文を提示しながら、具体的な作問例と設問の違いによる効果などをじっくりとお届けいたします。
根岸大輔|小論文塾メイジャーステップ 2025.08.26
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こんばんは、シン・中の人、一ノ瀬(@mAjorstep_jp)です。

今年の夏も、甲子園をめぐる熱戦に全国が沸きました。沖縄尚学の初優勝や広陵の辞退など、印象深い出来事が続きました。沖縄尚学監督の「野球だけしにきた、ではダメ」という教育方針は大変感銘を受けるものでした。スポーツや学びの本質が「人を育てる営み」であることを忘れず、日々の教育を見つめ直していきたいものです。

***

さて、#現代文作問勉強会202508が盛会のうちに終了しました。ご参加くださった先生方、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。一問、一問に対して深く議論が進められ、とても充実した勉強会となりました。そして何よりも、先生方が楽しそうにキャッキャウフフしている姿が印象的でした。

今回はご参加が叶わなかった皆様にも、勉強会での学びを、ほやほやの状態でお届けできるよう尽力してまいります!

素材文~柳宗悦「美の国と民藝」から~

今回の素材文は、柳宗悦「美の国と民藝」からの抜粋でした。(便宜上、4つの意味段落番号を振っています。)

ざっとご覧になっていかがでしょうか?全文は、青空文庫からお読みいただけます。

今回ご参加の先生方は、おおむね高校2年生の定期考査実力問題を想定して作問をされていました。

「民藝品こそが美しいのだ!」と声高に叫ぶような、主観的な断定を含んだ随筆よりの評論文です。

「論の進め方が嫌だー」「筆者の意見が理不尽だー」と、かなり癖のある文章に苦言を呈す先生方もおられました。果たして生徒に向けてどんな問題を設定すれば、文章への理解を深めることができるのでしょうか。

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さて、この素材文、みなさんならどのような作問をしますか?今回は、その中でも第2段落の「宗教・道徳の観点からの再考」の部分を使った作問に絞って議論を深めていきたいと思います。

今回の話題

今回取り上げられた話題は大きく以下の3点でした。

①字数制限はつけるか、つけないか。つける場合、どのような基準でつけるか。

②字数指定の抜き出しか、記述か。はたまた選択肢か。

③傍線はどこまで引くか。

それぞれについてはまた詳しく述べるとして、これらを意識したとき、改めて、みなさんなら第2段落「宗教・道徳の観点からの考察」からどのような作問をなさいますか?

この部分の作問が、今回ご参加の先生方の間でもかなりバリエーションがついたところです。

次号では、争点となった設問について、具体的にお届けして参ります。

ここからは根岸先生に筆をお取りいただきます。根岸先生、よろしくお願いします。

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