“減点ポイント”から見えてくる、上手な文章
こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。すっかりクリスマス一色ですね。義両親から「オタマトーン」という楽器を2つ、娘と一緒に演奏できるようプレゼントしてもらいました。
さっそく「もろびとこぞりて」をはじめとしたクリスマスソングを練習中です。
さて、もう年の瀬です。年明けの#小論文添削ライブ202501に向けて、見どころポイントがわかるように、立て続けに小論文において知りたい添削スキルや、考え方についてをまとめた記事を配信してまいりました。
今回は、小論文あるあるな文章をもとに、減点ポイントとなる部分は何か、じっくりと根岸先生に語っていただきました。#小論文添削ライブ202501にご参加の皆さんにお役立ていただければと思います。参加申込ページは記事の最下部からどうぞ。
小論文塾メイジャーステップの根岸です。X(Twitter):@DiceK_Negishi
クリスマスイブをいかがお過ごしでしょうか。私は事務所で黙々と添削です。例年にも増してスタートが遅くてやる気のある生徒さんをたくさん抱えており、まだまだ指導しなければならないことが多く、なかなか時間がかかっております。年内になんとか返却したいですね。先生方も似たような状況でははないでしょうか。お互い頑張りましょう。
さて、今回はダメ小論文のダメなところを指摘するという記事です。ダメ小論文を通して優れた小論文のポイントをあぶりだそうという試み。ぜひお読みください。#小論文添削ライブ202501のヒントになると思います。
ダメ小論文のダメなところ
海洋汚染について問題と対策を述べる課題があったとしましょう。この課題に対して次のような主旨の解答が提出されました。どう評価しますか? なぜそういう評価なのでしょうか。言葉で説明できるように考えてみてください。
現在、海洋汚染によって海の生物が危機に陥っている。エコバッグを持ったり、ビニールゴミをポイ捨てをしないように気をつけたりと意識すれば、マイクロプラスチックによって生物への被害は減らせるはずだ。こうしたことを学校でしっかり教えて、一人ひとりの意識を変えることが大切である。
一応筋は通っています。でも、評価は……。全然ダメ、ですよね。
たくさんの優秀な受験生がいるなかでは、これでは太刀打ちできないでしょう。何とかしなきゃいけません。ところが、どうすればいいのか、どこから手をつければいいのか、わからなくなることってありませんか? これだけ出来が悪いと、匙を投げるしかないという先生もいらっしゃるのではないでしょうか。それでも、やっぱりなんとかしてやりたい。そのヒントを知りたいですよね。
それは、なぜこの小論文の評価が低いのかを考えると見えてきます。
ポイントはふたつあります。自分なりに考えて、言語化してから続きを読んでくださいね。
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